大会ルール
1.競技エリア
1-1 フィールドサイズ
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縦30m×横20m
1-2 ペナルティエリア
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各コーナーからハーフウェイラインに向かってそれぞれ7m、タッチラインから外側の1.5mの位置にカラーコーンを置く。ゴールラインからこのカラーコーンまでのコート内全域がペナルティエリアとなる。ただし、2本のカラーコーンを結ぶペナルティラインは引かない。
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ペナルティエリア内では、ゴールキーパーはボールを手や腕で処理できる。
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ペナルティキックは、このペナルティライン上から行う。
1-3 コーナーとハーフウェイライン
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各コーナーとハーフウェイラインから外側1.5mの位置にカラーコーンを置く。(ハーフウェイラインは引かない)
1-4 ゴールサイズ
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高2.2m×幅5.5mのゴールを使用する。
2.ボール
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ボールはビーチサッカー専用ボールを使用する。
3.チーム構成
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試合はゴールキーパーを含め最大5人からなる2つのチームが対戦する。
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女子選手2人以上含む場合は1チーム最大6人でチーム構成することができる。
3-1 選手交代
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交代選手は最大5人。交代回数に制限はなく、原則として同じ選手が何度でも出場でき、随時交代できる。ただし、ゴールキーパーの交代に関してはアウトオブプレーで行う。
3-2 最低出場選手数
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各チームには常に3人以上の選手がプレーしていなければならない。
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同チームにすでにイエローカードによる出場停止、あるいは、レッドカードによる退場者が同時に2人いる状態で、さらにイエローカードなどにより出場できなくなった選手がでた場合、直ちに他の選手と交代し、3人目の出場停止選手はその試合の残り時間には出場できない。
3-3 最低出場可能選手数
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出場可能な選手が2人となったチームは、それまでのスコアにかかわらず0対5の敗戦とする。
4.審判及び運営サポート
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審判団は、主審・副審・タイムキーパーからなる。なお、審判団の判定に対する抗議は一切認めない。
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主審・副審は、そのコートの前の試合の負けチームから2名を選出し、タイムキーパーはそのコートの前の試合の勝ちチームから1名・得点係1名を選出する。また、両チームの残りのメンバーは試合終了後、サポートスタッフとしてボール拾いをおこなうこと。
5.ユニフォームと用具
5-1 ユニフォーム
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ユニフォームはチーム統一が望ましいが、ない場合は、主催者側より貸与する(ゼッケンのみ)。対戦チーム同士で、ユニフォームがない場合は、どちらかのチームに主催者側より貸与する(ゼッケンのみ)。
5-2 用具
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他の選手へのケガの原因となるようなシューズ、用具、アクセサリーの着用は禁止する。
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裸足でのプレーが原則。サポーター、ソックス、テーピングは可。
6.試合方式等
6-1 試合方式
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トーナメント方式(各チーム3試合)
6-2 試合開始
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試合直前に両チームの代表者のじゃんけんによりエンドとキックオフするチームを決める。
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キックオフの際、相手チームの選手はボールから最低5m離れていなければならない。
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キックオフシュートは認めない。(ボールは必ず前に移動させること。)
6-3 試合時間
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8分ハーフとし、ハーフタイムは3分間とする。
7.勝敗の決定方法
7-1
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延長戦は行わずPK(代表3名)にて勝敗を決する。
7-2 トーナメント戦
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試合終了時点で同点の場合は3名によるPK戦をおこなう。勝敗がつかない場合は、各チーム1名ずつによるサドンデスのPK戦を勝敗がつくまでおこなう。(PK戦に参加できるのは試合終了時に出場していた選手のみ。PKに参加しなかった2名から蹴りそれ以降は元の順番に戻る)
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決勝戦についても同様。
8.反則
8-1 直接フリーキック(図参照 例1、例2)
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反則を受けた選手は自らフリーキックをおこなうまで他の選手と交代できない。
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他の選手はボールから5m以上離れていなければならない。
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ボールが地面に接地するまで、相手キーパー以外はボールに触れてはならない。
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自陣でフリーキックを得た場合、ゴールキーパーを除く全選手は、フリーキックをおこなうまでボールとゴールを結ぶ線上にポジショニングしてはならない。
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相手陣内でフリーキックを得た場合、ゴールキーパーを除く全選手は、フリーキックの位置より後方にしかポジショニングできない。
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下記の1~5の反則があった場合、相手チームに直接フリーキックが与えられる。
(1)相手チームの選手を蹴ったり、足を引っ掛けたりたりしたとき
(2)ボールを持っていない選手に後ろから接触したとき
(3)相手チームの選手を掴んだり、押したり、妨害したとき
(4)ペナルティエリア内のキーパーを除き、ボールを故意に手や腕で扱ったとき
(5)相手チームの選手や審判、競技役員、その他の参加者などに暴力的な言動をしたとき
8-2 イエローカード
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審判は下記の1~6のような場合、当該選手にイエローカードを提示し、提示された選手はその時点から1分間の出場停止となる。
(1)故意による遅延行為
(2)競技規則の度重なる違反
(3)選手交代の際、INする選手がOUTする選手より先にフィールドに入ったとき
(犯した場合、相手チームにハーフウェイライン上からのフリーキックを与える。)
(4)審判が重大な反則を認めたとき
(5)審判の判定に対して不服を示す言動をしたとき
(6)スポーツマンシップに反する行為
8-3 出場停止
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イエローカードを提示された選手は、1分間コートの外にでなければならない。
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同一試合でイエローカード2枚でレッドカードとなる。次の試合は出場停止。
8-4 レッドカード
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審判は下記の1・2のような場合、当該選手にレッドカードを提示し、提示された選手はその試合の残り時間及び次の試合の出場を停止する。(あお、交代選手の出場は認められない。)
(1)相手チームの選手や、審判、競技役員、その他の参加者などに暴力的な言動をしたとき
(2)審判が重大かつ悪質な反則と判断したとき
8-5 失格
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次のような場合、そのチームを失格とする。
(1)出場可能な選手が4人に満たないとき
(2)スターティングメンバーが5人に満たないとき
(3)試合開始時間までに選手が整列しないとき
(4)レッドカードによる退場者が同一チームから累積2人となったとき
8-6 運営者側からの警告
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審判団とは別に主催者責任者から警告する場合があります。
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非常に悪質な行為が発生した場合そのチームに対し、即時試合没収及び、その後の試合にも参加できないこととする。 また、次年度の大会にも参加することはできない。
9.フリーキック(図参照)
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キックイン及びゴールキックを除き、すべて直接フリーキックとする。
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相手チームの選手はボールから最低5m以上離れていなければならない。
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ボールが空中にあるときはキーパーのみ触れることができる。(ボールが接地すれば全選手触れることができる。)
9-1 リスタート
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キックイン、ゴールキック、コーナーキック、ペナルティキックを含むすべてのフリーキックは、リスタート地点の砂を高くしても良い。ただし、一度ボールを接地すれば再び手で触れてはならない。
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キーパーによるリスタートはスローイングのみとする。
9-2 5秒ルール
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キックイン、ゴールキック、コーナーキック、ペナルティキックを含むすべてのフリーキック時、5秒以上の遅延行為をした場合は相手ボールとなる。
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ゴールキック時とキーパーによる遅延行為をした場合のリスタート位置はハーフウェイライン上とする。その他のフリーキック時のリスタート位置はその場からとする。
9-3 「カベ」の禁止
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フリーキックの時、カベを作ってはならない。
10.キックイン
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タッチラインより外側にボールが出たときは、ボールが出た地点から相手側チームのキックインで試合を再開する。
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キックインのボールが誰にも触れずにゴールに入っても得点とはならない。
11.ゴールキック&キーパーからのパス
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攻撃側の選手が触れたボールが敵陣のゴールラインを越えてコート外に出たときは、相手側のキーパーがゴールエリア内からスローインによって試合を再開する。・ゴールキックが直接ゴールに入っても得点にはならない。
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インプレー中にキーパーがボールを手でキープした際は、味方へのパスはスローイングか地面に置いてからのキックのみとする。
12.コーナーキック
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守備側の選手が自陣のゴールラインからコート外にボールを出したときは、相手チームにコーナーキックが与えられる。
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コーナーキックはコーナーポストから半径20cm以内のフィールド内から蹴らなければならない。
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コーナーキックが直接ゴールに入ったときは得点となる。
13.ペナルティキック
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自陣のペナルティエリア内で味方選手が反則を犯したときは、相手チームにペナルティキックを与える。
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ペナルティライン上の任意の地点からおこなう。
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ペナルティキックの場合、キッカーとキーパー以外の選手はペナルティエリアに入ってはならない。
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ゴールキーパーはゴールラインを踏んではいけない。
14.チャージ&スライディング
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11人制のルールに準ずる